サクセスストーリー|製造
アップグレードでエネルギーを大幅に節約
プラスチックおよびセルロース材料の製造メーカー、フタムラ化学株式会社が、英国ウィグトンの工場で、老朽化が進む既存の圧縮空気設備をエネルギー効率に優れたケーザーのロータリスクリューコンプレッサーとSIGMA AIR MANAGER 4.0圧縮空気管理システム3基にアップグレードしたことで、CO2排出量の大幅な節約を実現しました。
プロジェクト事例
| 会社名: | フタムラ化学株式会社 | 産業部門: | 製造 |
| 場所: | 英国 | 主な用途: | 制御空気(バルブの作動) 空圧工具用空気 |
| ケーザー系列子会社またはパートナー: | HPC圧縮空気システム | ||
| プロジェクトの範囲: | 老朽化が進むフタムラ化学の圧縮空気整備のアップデート。圧縮空気の安定した供給の確保とエネルギーの大幅な節約の達成。 | ||
| ケーザーのソリューション: |
ケーザーのSIGMA AIR MANAGER 4.0圧縮空気管理システム搭載固定速度制御/可変速度制御式ロータリスクリューコンプレッサー3基。 |
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| プロジェクトの成果: |
予想年間エネルギー節約量を超過:
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フタムラ化学株式会社は、Cellophane™やNatureFlex™といったプラスチックおよびセルロース材料の世界的大手製造メーカーです。同社のフィルムは100を超える世界の国々で加工業者やブランド所有者、エンドユーザーに販売されています。
英国ウィグトンにある同社製造工場で、フタムラ化学は、老朽化が進む圧縮空気設備を交換し、常時圧力を一貫した品質で供給できる信頼性の高い圧縮空気の提供元を確保し、エネルギーを大幅に節約したいと考えていました。ケーザーのパートナーであるHPCと同社の認定販売代理店であるLakeland Fluid Powerが、この課題への対応を依頼されました。
プロジェクトの範囲
古きものは排除し、新しいものを取り入れる
フタムラ化学の圧縮空気設備は、不安定で故障が続く加熱式吸着ドライヤーと老朽化が進む4基のレシプロコンプレッサー、同じく老朽化が進む2基のエアーレシーバーで構成されていました。ドライヤーは高価な乾燥剤を定期的に交換する必要があり、4年という短い期間に何度も交換を必要としました。変化が必要なタイミングであることは明らかでした。
フタムラ化学でエンジニアリングメンテナンス兼リソースプランナーを務めるSean Jackson氏は、ケーザーのパートナー、HPCの認定販売代理店であるLakeland Fluid Powerに解決を依頼しました。
「フタムラ化学がエネルギー効率の大幅な節約と、常時安定した圧力で品質に一貫性のある圧縮空気を実現できることは明らかでした」と、Jackson氏は話します。「また、コンプレッサーの廃熱を再利用して当社の製造で生じる処理水を予熱することで、エネルギーを大きく節約できるチャンスもありました。」
フタムラ化学は、地域のHPC認定販売代理店であるLakeland Fluid Powerに加え、別の英国内大手コンプレッサー製造メーカーとも協力し、課題の解決に取り組みました。「Lakeland Fluid Power社とはすぐに打ち解けられました。彼らは私たちの要望に耳を傾け、それに基づいて解決策を提案してくれました」Jackson氏はそう話します。
Jackson氏はケーザー製品を使用する別の顧客の圧縮空気システムの設備と、別のブランドの設備を使用する顧客とを調べ、比較を行いました。「エンジニアの観点から見ても、ケーザーの装置はもう1つのブランドより抜きん出ていました」と、Jackson氏は語ります。
もう一方のブランドが同等のエネルギー節約効果があると予測された一方で、Jackson氏は次のように話します「ケーザーの製造品質は圧倒的に優れていました。」
このことは結果にも明確に表れています。ケーザー機器の製品寿命は格段と長く、実際にすべての保証が切れた後も製品寿命を全うするまで安定性が維持されます。
フタムラ化学株式会社エンジニアリングメンテナンス兼リソースプランナー、Sean Jackson氏
フタムラ化学の要望について議論を重ねた後、Lakeland Fluid Powerがとった最初の一歩は、既存のコンプレッサーのデータのログをとることでした。これを実行するため、Lakeland Fluid Powerは、コンピューターを使ったケーザーのAir Demand Analysis(ADA)を活用し、圧縮空気の消費量とこれに伴うエネルギー消費量、コスト、CO₂排出量を測定しました。
その後、ケーザーのEnergy Saving System(KESS)を使用してHPCが既存の年間空気消費量をシミュレーションしたところ、全体で2,500,000 kWh超、年間の電力コストは£250,000(英国ポンド)であることが分かりました。HPCはKESSを使用してその後もさまざまな改善オプションのシミュレーションを行い、顧客の空気需要プロファイルに適合する最もエネルギー性能の良いコンプレッサーを選択しました。
Lakeland Fluid PowerとHPCは、ケーザーコンプレッサーのさまざまなサイズオプションを検討し、最も高いエネルギー節約効果と最も低い比電力を確保して、運用コストの減少とCO₂排出量削減を達成する最良のコンプレッサーを選択しました。
「最終的に、Lakeland Fluid Power、HPCの両社と契約を結ぶ以外の選択肢はありませんでした」Jackson氏は続けます。「Lakeland Fluid Power社は、私たちの要望に耳を傾け、これを上回る提案を提出してくれました。また彼らはこのプロジェクトで取り付けや試運転を実行する能力とプロ意識、経験を持ち合わせていました。また弊社は地域事業の支援にも力を入れており、Lakeland Fluid Power社が、地元企業として私たちが最も必要とする時に最高のサービスを迅速に提供できることも付加的な利点になると感じました。」
ケーザーのソリューション:
エネルギー消費量の削減:
HPCとLakeland Fluid Powerは、その後、需要が変わっても6.9 bar(100 psi)の一定した圧力で稼働するケーザーSIGMA AIR MANAGER 4.0(SAM 4.0)圧縮空気管理システム搭載固定速度制御/可変速度制御式ロータリスクリューコンプレッサー3基を提供、設置して、無駄で不要なエネルギー消費量を削減しました。
プロジェクトの成果
予想を上回る節約効果
取り付けを終え稼働準備が整うと、ケーザーのSAM 4.0がコンプレッサーが最も効率的に稼働させ、比電力を最小限に抑え、継続的に空気消費量を記録するよう徹底して管理します。その後、Lakeland Fluid Powerが空気の消費データをKESSにアップロードし、予想したエネルギー節約量が達成できているか確認を行います。
HPCとLakeland Fluid Powerが当初の予想を上回る年間節約量を達成:
- エネルギー消費量の削減:973,190 kWh
- エネルギーコスト節約額:£97,318(英国ポンド)
- CO₂排出量の削減:2,267トン
- 比電力:コンプレッサーとの組み合わせによる比電力5.63 kW/m³/分。
またLakeland Fluid Powerは年間メンテナンスコストの劇的な削減をも実現し、ケーザーの圧縮空気設備へのPCの5年間無条件保証と共に、フタムラ化学に安心をもたらしました。今後もさらに節約効果を発揮することでしょう。 「弊社では現在、処理水をコンプレッサーの廃熱再利用システムに接続しようとしているところです」と、Jackson氏は話します。 「この水をコンプレッサーで予熱することで、1年でさらに£100,000(英国ポンド)というガス消費コストの劇的な節約が見込まれます。」
最終的に、Lakeland Fluid Power、HPCの両社と契約を結ぶ以外の選択肢はありませんでした。Lakeland Fluid Power社は私たちの要望に耳を傾け、これを上回る提案を提出してくれました。また彼らはこのプロジェクトで取り付けや試運転を実行する能力とプロ意識、経験を持ち合わせていました。
フタムラ化学株式会社エンジニアリングメンテナンス兼リソースプランナー、Sean Jackson氏