純正部品でコストを削減
KAESERは、モバイルコンプレッサー向けに新たなメンテナンスストラテジを打ち立てました。この件についてさらに情報を得るべく、Global Service SupportのKevin Rosenbuschを取材しました。同氏は専任のサービススペシャリストとして、MOBILAIRコンプレッサーの販売後の取扱製品全体およびサービスすべてが顧客の要件にマッチするよう努めています。
Rosenbuschさん、なぜ今が新たなMOBILAIRメンテナンスコンセプトにとって最適なタイミングなのでしょうか?
正確には何が変更され、さらには、それらの変更からユーザーはどのように恩恵を受けるのでしょうか?
長期にわたる現場調査によって得た新たな洞察から、燃焼機関や電気モーターを搭載した可搬式コンプレッサー向けのメンテナンス部品の一部は、次のようにメンテナンス周期の調整が可能であることが判明しました。
MOBILAIRコンプレッサーのメンテナンス周期
| 古い周期 | 新しい周期 | |
| コンプレッサーおよびエンジンエアーフィルターキット | 500 時間/年 | 1,000 時間/2年 |
| コンプレッサーオイルおよびオイルフィルターキット | 1,000 時間/年 | 1,000 時間/2年 |
| ダストトラップおよびオイルセパレーターキット | 500 時間/年 | 1,000 時間/2年 |
| Vベルトおよびエンジン冷却剤 | 1,500 時間/年 | 1,500 時間/3年 |
| ホース | 3,000 時間/6年 | 交換不要 |
表のとおり、メンテナンス周期の延長が実現でき、大幅なコスト削減をもたらしました。
純正部品を使った場合にのみ、「適切なメンテナンス」だとみなされるとしばしば耳にします。純正部品を使うことには大きな利点があるのでしょうか?
- 所定の庄力および圧縮空気吐出空気量
- 所定の圧縮空気品質
- エネルギー効率および運転効率
- メンテナンスのしやすさ
- メンテナンス周期の頻度
- コンプレッサーの耐用年数
こうしたメンテナンス周期の延長は、何らかの形でコンプレッサーの性能を落とすことになるのでしょうか?
いいえ、それはまったくありません。私たちの長期にわたる観察から、周期を延長しても効率、性能、信頼性、圧縮空気品質に負の影響はまったくないとユーザーの皆様に対して言うことができます。実際のところ真逆で、この新しいメンテナンス手法は、より高品質の純正部品を追加的な利点に組み合わせることがテーマになっています。
平均時間節約
6年間の新メンテナンス戦略による
| 節約時間25%(5 m³/分未満) | 節約時間34%(5~10 m³/分) | 節約時間35%(10 m³/分超) |
これらの新しいサービス周期により、6年間でお客様のメンテナンス材料コストの最大50パーセントと人件費の最大35パーセントの節約を後押しすることができます。これは総所有コスト(TCO)の計算に大きな影響を与えます。加えて、ユーザーは廃棄コスト削減やCO2フットプリント削減など、追加的なコスト削減の恩恵が得られます。